愛の書 【正義の剣】 愛の天使
あなたの気持ちや、あなたの世界観を人に押し付けてはいけません。
きっと、あなたはあなたの世界観や価値観が正しいと思っているのでしょう。
あなたは、「その人のためを思っている」のだと、思っているのでしょう。
あなたの正義感が実は、人を傷つけていることにあなたは気づいていないのでしょう。
正義感という刃で傷つけられた痛みは、深く残り、癒されません。
あなたのその言葉は、相手から反発という形で跳ね返ってくるでしょう。
あなたの言葉は、感謝されません。
なぜなら「こうしたら良いのに」「ここを直したら良いのに」という正義感は、
あなたの単なるわがままだからです。
正義感は剣なのです。
敵を切り裂く剣なのです。
あなたは、大切な人に剣を向けますか?
正義感という剣を相手に向けた瞬間、あなたは相手を敵とみなしたことになります。
敵とみなされた相手は、あなたと戦うか逃げるかのどちらかの道を選択せねばなりません。
戦ってお互いを傷つけ合うのか、
相手があなたから逃げて戻ってこないことを望むのか、
どちらにしても、そこには安心感や愛のない、殺伐とした光景しかありません。
正義を掲げてはいけません。
正義を掲げるのは、敵と戦う時だけで良いのです。
敵を追い払いたい時にだけ、使えば良いのです。
けれど、その時には、あなたの正義の剣が、
相手を深く傷つけているという事を、忘れてはなりません。
あなたに正義の価値観や世界観があるように、
相手も正義の価値観や世界観があるのです。
正義感は、向けた相手に決して感謝されるものではなく、
逆に忌み嫌われるものだということを忘れてはなりません。
私、愛の天使は、あなたが正義の剣をむやみやたらに人に向けないように、
あなたを守っているのです。
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