人生を科学する・・・と?

人生を「生まれて死ぬまでの過程の現象」だと考えて研究すると、
人生を科学することになります。
人生は単なる現象に過ぎない・・・と考えることが、
救いになるとしたら、そう考えるのも悪くないと思います。
たとえば、人生を科学的に記述したら、
動物や植物と同じで、
母体から生まれて、育ち、大きくなり、そして子孫を残して死ぬ・・・。
延々とその過程を繰り返すことが人の生であり、
どの個体もその命の輪の一部である、ということです。
個体差はあっても、生まれて死ぬという過程は同じです。
科学的に考えると、結婚は不要です。
子孫を残すという過程も、条件が揃えば・・・だし、
条件が揃わなければ、子孫を残さないことを選択する個体も存在します。
地球の素材を使って、新しいものをつくり、
壊しては作り・・・地球環境に合わせるよりも、
環境を合うように作り変えていく生物です。
個体の寿命は、平均80年くらいですが、長い個体だと100年以上存在するものもいます。
互いの個体を殺しあうこともあります。
個体が病気になったり、傷をおうと、それを治す個体も存在します。
個体はグループを作り、そのグループを管理する個体が存在します。
子孫を産み育てたり、個体の生命を守ったりする以外に、
それとは全く関係のないことをしている個体も存在します。
この生物は、それを「スポーツ」「芸術」「音楽」「舞踊」「演劇」「宗教」など・・・
という記号をつけています。
この生物は、記号を作り、記号を使って他の個体に伝達しています。
伝達手段や移動手段も、地球の素材を使ってさまざまな種類のものを作っています。
・・・というような感じでしょうか?
こう記述すると、
人間って、他の生物とは違って、とても個性的・・・です。
服を着たり、お金という手段を作ったり。
独自の規則や制度を作ったり。
他の生命体には見られない独自の社会形態を作っています。
| 心のメッセージ | 03:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑