主導権を握るもの。

その時間と場所・環境で主導権を握る・・・。
どんな場所でも主導権を握れば、人生は思いのままです。
山を動かすことですら可能です。
人だけではありません。
万物を思いのままに操ることも可能です。
けれど、実際は、そんなわけにはいきません。
自分の思い通りにならないのは、
自分が主導権を握っていないからです。
誰かが、あるいは何かが主導権を握っているからです。
自分が脇役・補佐だからです。
では、いったい、「何」が主導権を握らせているのでしょう?
主導権を自分が握っていないとしたら、それはなぜ?
極端なたとえ話をすると、
殺人者がいるとします。
殺人者がその場の主導権を握ると、
殺戮が繰り広げられます。あたりは血の海と化します。
でも、殺人者の昔の友人が偶然そこに居合わせていたとします。
殺人者の友人がその場の主導権を握っていたら・・・。
殺人者に「久しぶり!」と声をかけたとしたら・・・。
それによって、殺人者は気分が変わり、何事もなかったかのように
時間が過ぎていくのです・・・。
このように、誰が主導権を握るかで、状況は全く違ったものになります。
何事もなく無事に一日を終えられたとしたら、
それは、自分の環境で主導権を握っている人(もの)の運が良いからです。
不運な人(もの)が主導権を握っていると、
必ず問題やトラブルが発生します。
もし、自分の周囲でトラブルが絶えないととしたら、
そして、それが自分が願っていないことだとしたら、
誰(何)かがいつも問題を引き起こしているとしたら、
それは、自分の人生において、主導権を握っている人(もの)が不運だからです。
主導権を握っているのが自分だとすれば、
物事は自分の思い通りになります。
そして、もし、自分が不運だとしたら、
自分が問題を引き起こしています。
もし、自分が幸運だとしたら、
周囲に平和をもたらします。
何のトラブルも起きないでしょう。
でも、主導権を握っているのが別の人で、
その人が不運だとしたら、
その人がいつも問題を起こすのに、周りはどうすることも出来ません。
その人の言うことを聞くしかない・・・という状況になります。
自然や宇宙などの大きな存在の運も、私たちの人生に関係しています。
嵐が起こると、私たちの生活は乱れます。
家をなくす人もいます。
命を落とす人もいます。
今、私たちが平穏無事に暮らせているのも、
自然の持つ「運」が良いからです。
広い意味で主導権を握っているのは、
宇宙 → 太陽や地球 → 山 → 海 → 大陸 → 天候
逆にいうと、
上記が不運になると、私たちは逃げ場がありません。
人間社会で主導権を握っているのは、広い意味では、
国 → 地域
上記が不運になると、私たちの生活が脅かされます。
狭い意味では、
会社、家、土地 → 人、動物、庭木、水など
会社や土地、家などは、そこにすむ見えない存在(霊や神といわれるもの)
の「運」によるので、そういったものが不運だと、
何かしらトラブルが絶えません。
人間関係の中だけでの主従関係でみると、
主導権を握っている人の運が不運だと、
喧嘩がたえない・・・ということになります。
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