時間 「リズム・・・ῥυθμός」

時間 「χρονος」という古代ギリシャ語から感じるものは、
大変ぼんやりしていて、掴みどことがありません。
現代ギリシャ語の「 αἰών」も同じくぼんやりした印象です。
リズム「ῥυθμός 」・・・時間軸の中の2点を結ぶと「長さ」を感じます。これをリズムと呼びます。
この言葉から感じるものは、こうです。
躍動感。
変化。
躍動しながら変化する。
時間というのは、たえず流れていて、とまることはありません。
常に過去A時間から未来B時間へと流れています。
そういう意味では、
時間軸の2点を結ぶ「リズム」という言葉が、
「時間」を端的に表現しているともいえます。
単に「時間」という言葉だけをみると、
ぼんやりとぼやけていて掴みどころがないのも頷けます。
なぜなら、時間を知覚できるのは、変化あってこそだからです。
この世に、自然の中に、何の変化も起こらなければ、
時間の存在を知覚するのは、もっと難しかったでしょう。
実際は、時間とともに変化していきます。
静止している存在はありません。
自然界は、時間とともに変化していくという法則のもとに成り立っているからです。
自然界から時間を取り除くことは出来ません。
そして、時間による変化は、
選択によって決まっていくという事実も無視できません。
| 心のメッセージ | 14:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑