愛と霊について

キリスト教では、
霊の世界こそ本当の世界であり、
この世は幻・まやかしである・・・というふうに教えます。
キリストのモデルになった人物は、
霊の世界の存在を何らかの形で知覚したのでしょう。
そして、霊の世界こそ本物の世界であり、
この世は穢れた世界と思ったのでしょう。
ですから、
「神の御心のままに生きなさい。
愛を体現しなさい」
と、説かれているのだと思います。
キリストは、霊の世界をこの世におろすために、
死ぬ運命を選んだのだと思われます。
なぜなら、肉体を離れなければ、霊の世界に行けないからです。
彼は、霊の世界に行き、霊の世界が存在することを証明したいがために、
肉体を捨てる選択をしたのです。
私たちは、必ず死にます。
死ぬと否応なく霊の世界に行きます。
あえて、死を選ばなくともいずれ死ぬのです。
私は、
この世において、霊の世界の法則で生きるのではなく、
この世の法則で生きることのほうが正しい、と思っています。
ただ、知識として「霊の世界があり、そこでは神が存在し、
愛でもって神とつながることが出来る」
そんな世界があるということを知っていても損はないと思います。
| 霊について | 13:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑