エゴイスト(利己主義)とは
エゴイスト(利己主義者)は、
悪魔の導きを受けています。
自分の利益のためならば、相手の不利益などお構いなしです。
と、いうよりも、相手が不利益をこうむっている事にすら、
気づいていないのです。
自分の利益を追求するあまり、
相手の事を考える余裕はありません。
不思議なことに、天使の導きを受けている者は、
利己主義のように思える行動を起こしても、
結果的にそれが周囲のため(利益)になっています。
自分の利益と相手の利益が合致しているのが、
天使の導きを受けている者です。
自分の利益が相手の不利益となるのが、
悪魔の導きを受けている者です。
もちろん誰でも、その時々で天使の導きを受けたり、悪魔の導きを受けたりしています。
ただ、生まれた時から天使の導きを受けている者は、
悪魔の導きを受けている瞬間、自分の利益が相手の不利益となるのを感じます。
そして、自分の考えを改めたり、行動を反省したりするのです。
もともと悪魔の導きを受けている者は、
自分の利益と相手の不利益の関係が理解出来ません。
ですから、トラブルが起きると、自分が反省する以前に相手を責めるのです。
悪魔の導きを受けている者は、
自分の不利益は相手の利益となります。
つまり、自分が望まないこと、したくないことをすすんですると、
それが相手の利益となり、人間関係を円滑にすることが出来るのです。
自分の利益のために、相手を犠牲にするか、
相手の利益のために、自分を犠牲にするかの選択に、いつも迫られています。
自分の利益のために、相手を犠牲にすると、必ずトラブルが発生します。
トラブルをなくすには、自分を犠牲にするほかありません。
悪魔は、常にこう囁きます。
「自分の利益を追求しろ。相手を犠牲にしても構わないから」と。
その声に耳を傾けてはいけません。
悪魔の導きを受けている者は、悪魔の声を聞かないように注意する必要があります。
欲を捨て、自分を捨てて相手のために生きる事。
それが、悪魔の導きを受けている者に与えられた唯一の「救いの道」と言えるでしょう。
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