バランス3
綱渡りは、命がけです。
風が吹いたり、雨が降ったり、
暑かったり寒かったり。
常に周囲の状況をみて、綱が渡れるかどうかを確認しながら、
渡れる時にわたり、渡れないと判断した時には、別の綱に移るのが得策です。
綱から降りると、別の綱が用意されます。
渡れる綱を探して、渡ります。
綱は時間とともに変化していきます。
ですから、この綱は渡れるだろうかと考えている間に次の綱が用意されてしまうのです。
自分が渡れそうな綱が出てくるまで、待つことも出来ますが、
あるところで妥協する必要もあります。
待っても探しても出てこない可能性があるからです。
時間に置いていかれる人は、
自分に都合のいい綱が現れるのをひたすら待っている(探している)人です。
待っている間に、綱を渡る感覚が鈍くなります。
待っている時間が長ければ長いほど、
感覚は鈍くなり、以前なら渡れた綱さえも渡れなくなるのです。
渡れそうな綱だと思ったら、妥協してでも渡る方が得策です。
渡れそうだと思った綱でさえ、意外に難しいものです。
雲行きがあやしくなってきたら、
次の綱に移る必要も出てきます。
綱から落ちると、ダメージが強く、立ち直って綱渡りに挑戦するまでに時間がかかります。
この時間に感覚が鈍くなり、渡れた綱さえ渡れなくなるのです。
| 心のメッセージ | 13:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑