「大丈夫」という言葉
大丈夫。怖くない。
そう思いながらお化け屋敷に入る人の方が、
より恐怖を感じるのです。
by 世界一受けたい授業 「恐怖遺伝子」より
人生も同じです。
「大丈夫。」 そう思っている人の方が、困難に直面したとき、
精神的ダメージが大きいのです。
「大丈夫」という言葉は、プラスの言葉のように聞こえます。
「大丈夫、私は出来る」「大丈夫、あなたなら出来る」
けれど、実際は現実を無視して、無責任にそう言っているに過ぎません。
現実は厳しいということを受け入れている人は、
「現実は厳しい。どんな困難が待ち受けているのだろう。」
と思っています。
そうすると、ある程度、覚悟も出来ますし、
「そうなった場合はこうしよう」と解決策を用意することも出来るでしょう。
そうすれば、困難に直面したときも、ダメージが少なくてすむのです。
現実を無視して、やみくもに「大丈夫」と思っていると、
その「大丈夫」という気持ちは、大丈夫でない現実に直面することにより、
大きなダメージとなります。
「大丈夫」と思うことは、あまり得策とは言えません。
この世に「大丈夫」な状況はあり得ないからです。
「今は、大丈夫でも、この先何が起こるかわからない。
何が起こってもいいように、覚悟を決めておこう。
解決策を用意しよう」
| 心のメッセージ | 23:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑