愛の書 【実】 成長の天使
熟した実
役に立つものは重宝され、
役に立たないものは捨てられます。
捨てられたくなければ、
誰かの役に立つように努力することが必要です。
もし、あなたが病気だったり、
年老いていたり、
まだ子供だったりする場合は、
誰かの支えが必要です。
だからこそ、人一倍努力して誰かの何かの役に立つようにならなければ、
捨てられます。
幼い考え方を改めることです。
幼さは秩序がなく、矛盾していて、整理されていません。
その場限りで芯がありません。
熟した考え方は、秩序があり、整理されています。
一貫性があり芯が強く、危険を回避する術を知っています。
幼い実は、硬くておいしくないので、誰もその実を食べたいと思いませんが、
熟した実は、やわらかくておいしいので、多くの人がその実を食べて喜びます。
もし、誰かがあなたに、「私の実は熟していておいしいので、どうぞ食べてください」と言って、
その実が幼く硬くておいしくなかった場合、
あなたは、その実を食べたいとは思わないでしょう。
それどころか、その実は腐るだけなので、捨てるでしょう。
捨てたあと、「熟していておいしからと言って食べたら、硬かった。」と、
皆に言いふらすでしょう。
ですから、あなたが人に言うときは、本当のことを言いなさい。
あなたの実が幼いか熟しているかは、食べるとすぐにわかるのです。
あなたが幼い場合は、
「私の実は熟していません。」と言いなさい。
あなたの実を食べたい人は、熟すまで待ってくれるでしょう。
あなたの実を食べたくない人は、
「他の人をあたってください」と言うでしょう。
私、成長の天使は、あなたが熟すようにあなたを守っているのです。
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