夢と現実2
夢は叶ったとたんに、
厳しい現実へと変貌します。
どんなに途方もない夢でも、
叶えばそれは、厳しい現実になるのです。
現実を維持するためには、努力と忍耐と善行が必要です。
叶った夢の規模が大きければ大きいほど、
維持するためのエネルギーが必要です。
ですから、夢が叶っても、それを維持することが出来ず、
手放す人も多いのです。
高い目標を設定して、それを現実にするために地道な努力を積み重ねてきた
その「夢」が現実になるのとは、また、違います。
「棚からぼたもち」のように、夢を思い続けると、ふいに叶う事があります。
けれど、現実の厳しさにエネルギーを浪費していると、
手に入れたものが離れてしまいます。
あなたの環境や周囲の人やものは、
あなたのエネルギーに比例しているのです。
その夢や願いが、たとえば、「あの有名なレストランへ行きたい」とか、
「あの有名人を実際に見てみたい」というような、
一瞬ですむこと、時間の継続・維持が必要ないことならば、
「夢が叶った、嬉しい」と単純に喜ぶことが出来るでしょう。
夢と上手に付き合う方法は、
夢が叶った後、その現実を維持しなければならいものを想像するのではなく、
叶った瞬間だけ楽しめるもの、もしくは、叶わぬ夢を想像して楽しむのです。
純粋に「楽しい」という気持ちは、あなたの心と体をリラックスさせ、
エネルギーを与えます。
エネルギーがあれば、現実の厳しさにも対応出来ますし、
あなたのエネルギーに見合ったものがあなたに与えられるでしょう。
| 心のメッセージ | 12:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑