「永久欠番」中島みゆき
私なりに解釈してみました。
「永久欠番」 原詩 中島みゆき
どんな立場にいる人も、
いつかはこの世に「さよなら」する日がくる
年功序列というルールには、
反則もある
人が一人、、また一人とこの世から消えた日も
街はいつもと変わらない
人々は、忙しそうに先へ先へと急ぐ
私がいてもいなくても、
100年前も100年後も同じ
何も変わりはしない
死んでしまえば
生きていたことが帳消しになるとしたら
とても淋しい
人が一人、、また一人とこの世から消えた日も
街はいつもと変わらない
「かけがえのないものなどないんだよ」
風が耳元でささやいた気がした
愛した人が座っていた席が
「からっぽ」になった日の朝
人はそれを見て
「誰もその席には座らせない」と誓ったはず
でも
その思い出を知らない他人は
平気でその席に座る
どんな記念碑も
雨風にさらされているうちに崩れていく
どんな人でも忘れ去られるもの
私の代わりはいくらでもいる
ここにこうして生きている私を
誰か思い出してくれるだろうか
でも
そんな私に宇宙が語りかける
「100億の人々が忘れても見捨てても
人生の背番号は
永久欠番だよ」
宇宙が語りかける
「人生の背番号は
永久欠番だよ」
「私なんて、いてもいなくても同じ・・・」
そう思って苦しんでいても、
もう一人の自分の声を聞いてごらん
「この世に同じ人なんて誰もいないよ
かけがえのない人生だよ」
と、笑顔で語りかけてくるから・・・。
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