幸せ・不幸せの世界観

幸せ・不幸せ・・・は、存在します。
単なる概念だと思っている人も多いと思いますが・・・。
この世の多くは、2極・2面性を持っています。
表と裏・光と影・真実と虚構・・・
愛と憎しみ・喜びと悲しみ・生と死・・・
運命は、相反する二つの世界で成り立っています。
たとえば、
片方の世界を陽の世界と呼ぶならば、もう片方は陰の世界です。
「運命など、存在するの?」と思っている人も多いと思います。
私の言う運命は、
別の言い方をすれば、平行世界ともいえます。
つまり、たった一つではなく、
数多くの運命が存在しているのです。
運命の層・・・があり、多重構造になっています。
人は、この運命の層を行ったり来たりしています。
この瞬間、何を選ぶかで、どの運命を歩いているのかが決まるのです。
そして、
運命は「陽の世界の運命」と「陰の世界の運命」 の2つにわかれています。
この二つは、2極化していて、相反しています。
お互いが交わることはありません。
たとえていうなら、光と影のようなものです。
光があるから陰ができる様に、
どちらか一方だけが消えてなくなることはありません。
陽の世界に存在するものは、陰の世界には存在しません。
逆もまた然りです。
人も同じです。
陽の世界に住む人は、陰の世界には存在しません。
人は、同じ世界に住んでいるように見えても、
実は、全く相反する世界に住んでいる可能性もあるのです。
もちろん、物理的にはこの地球上に住んでいるので、
見た目は、同じ世界に住んでいます。
たとえば、あなたとAさんは、同じ職場で仕事をしています。
ですが、あなたはいつもトラブルに悩まされているのに、
Aさんは、何事もスムーズに進んでいるとしたら?
同じ世界に住んでいるとは思えないでしょう。
実際、同じ世界には住んでいないのです。
陽の世界は、
希望、未来、愛、幸せ、信頼、信念、自立、努力の成果を受け取る・・・
など、前向きな印象を与えます。
陰の世界は、
欲望、執着、依存・支配、不幸、嘘、求めるものは得られない・・・
など、後ろ向きな印象を与えます。
この二つの世界を、もっと簡単に言い表すとしたら、
たとえば、崖から落ちそうになったとき、
陰の世界では、誰かの助けを求めるが途中で諦めて、力尽きて転落します。
手が滑った・・・なんてアンラッキーな ことも起こります。
陽の世界では、努力して、諦めずに這い上がろうとします。
諦めずにしがみついていたら、通りがかった誰かが助けてくれた・・・
なんてラッキーなことも起こりま す。
陰の世界の人は、
「あれだけ助けを求めたのに、誰も助けてくれなかった」と、
死んでも浮かばれない思いでいっぱいです。
陽の世界に住む人は、仮に転落して死んでも、
「体力つけておけばよかった」とか「もう少し踏ん張ればよかった」とか、
自分の能力の足りなさを嘆くことはあっても、
「誰も助けてくれなかった」とは、思いません。
このように、ものの見方や考え方も違うのです。
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